15年ぶりに与党の過半数割れとなった衆議院選挙。自民・公明の与党は、公示前の288議席から215議席に大幅に議席を減らす惨敗を喫した。一方、野党では、立憲民主党や国民民主党、れいわ新選組が議席を大きく伸ばすなど、一夜にして大きく変わった自民党1強の政界の構図。こうした中、自民党では午前、臨時の役員会が開かれ、重苦しい空気の中、選挙結果の報告が行われた。「こういう時こそ結束していこう」と党の立て直しを呼びかけた石破総理。しかし役員会が終わった直後、事態は大きく変わる。衆院選の勝敗ラインとして掲げた「与党で過半数」に届かなかった結果に、小泉氏は「選挙責任を負うべきは選挙対策委員長だ」として、石破総理に辞表を提出した。ただ、党内からは「小泉さん1人辞めて済む問題じゃないよ。石破さんが辞めないと党内の収まりがつかない」との声が。