来年度予算案は野党の協力を得るため衆議院では高校授業料無償化などをめぐる修正、参議院では高額療養費制度をめぐる再修正が行われ、衆議院本会議で先ほど成立した。予算が参院で再修正され再び衆院に戻され成立するのは現行憲法の下では初めて。一方、企業団体献金の扱いをめぐって自民党、公明党、国民民主党の3党は実務者協議を開き、収支報告書をオンライン提出しない政党支部は献金を受け取れないようにするなど、規制を今より強化することで合意した。この問題をめぐって与野党は当初、きょうまでに結論を出すことを目指していたが、先送りとなった。