日本維新の会・前原誠司共同代表の発言。先月の党首討論で社会保険料について本予算に賛成したにも関わらず3党合意が進んでいないと抗議した、その後すぐに総理が対応してくれたことで事態が動き出したことにはお礼を言いたいとした上で、その後ガソリン税率について7党で共同提案をする件について、森山幹事長から7党で出すのであれば社会保険料の方は協議自体を見直すと言われたとのこと。これについて石破総理は、森山幹事長の発言については把握していないとした上で、3党合意は極めて重いもので約束を守ることは当然であると発言した。前原共同代表は、石破総理の回答に納得した上で、社会保険料を下げて手取りを増やすことを徹底してやっていきたいとし、来年の4月から始まる”子ども子育て支援金制度”について、財源が医療費を上げることについては筋違いではと指摘し、見直しを要求した。これに対し石破総理は、”子ども子育て支援金制度”が結果的に国民の負担になってはならないというのはもっともだとした上で、令和10年度までかけて歳出改革を1兆円規模で行う、社会保険料の上昇も抑えるとし。すでに改革工程も作成しており、これに沿って毎年度改革を実行しているところである。それゆえ、今年薬価の見直しなどをやっている。これから先も国民の負担にならないよう努めてまいると述べた。前原共同代表は、問題なのは少子高齢化対策の”効果が出ていないこと”とし、年金制度の審議についても議論の土台である出生数からすでにしたまわっている。もう一度前提を見直して、新たな安心のための年金の議論をすべきではないかと発言した。これに対し石破総理は、議論の場を作るのは必要だと思っている、引き続き意見の提案をしてほしいと述べた。