世界2位の国土を持つ北米大陸の国、カナダ。16世紀ごろ、イギリス系とフランス系の移民によって作られた。ナイアガラの滝をはじめ雄大な自然が作り出す国土におよそ4010万人が暮らしている。そんなカナダを51番目の州として取り込みたいとアメリカ、トランプ大統領が挑発を続けている。今月14日に就任したばかりのカーニー新首相は、初の外遊先としてこれまでの慣例を破りアメリカを選ばなかった。まず向かった先は、フランス。続いて、向かったのはイギリス。カナダとアメリカは長年にわたり親密な関係を維持してきた。しかし、51番目の州発言に加えトランプ政権が新たに25％の関税を発動したことで反米感情が高まっている。また、カナダ国内のカフェではコーヒーのいれ方の1つ「アメリカーノ」を「カナディアーノ」と書き換える店が続出している。
　　カナダ観光局。フランス・パリ、マクロン大統領、イギリス・ロンドン、スターマー首相、カナダ・マニトバ州、東京・六本木の映像。