トランプ前大統領は共和党大統領候補のテレビ討論会を欠席し、ミシガン州で演説を行った。バイデン政権が後押しするEVの普及は雇用縮小につながると批判する様子を見せている。前日にはバイデン大統領もストライキの現場を訪れていて、民主党の支持基盤とされる組合員を取り込みたい考えがあると見られる。共和党の候補者を大きくリードする中、本選挙を睨んだ活動を活発化させる形となっている。また、共和党の2回目の候補者討論会はFOXビジネスネットワークで放送され、フロリダ州のデサンティス知事はバイデン大統領とトランプ氏がいずれもリーダーシップをとっていないなどと批判した。また、支持率4番手のラマスワミ氏は分断は党にとって役に立たないなどと団結を求めている。今回の討論会について、米メディアは2番手の座をめぐる論戦と指摘している。