バイデン大統領は、ストライキの現場で演説をした。通常は、労使交渉の場で大統領は中立の立場をとる。自らの支持基盤をトランプ氏に奪われまいとするためだった。全米自動車労働組合がストに突入してから2週間がたつ。組合側は進展がなければストを拡大する構えだ。経済への影響が心配される。下院は、ハンター・バイデン氏のビジネスを巡り、断崖調査を開始。公聴会が開かれた。大統領は不正への関与を否定している。与党民主党のメネンデス上院議員は外交委員長を辞任したが、議員辞職は拒み、バイデン政権は対応に苦慮している。共和党の保守強硬派は、新年度の歳出法案に、反対。政府機能の一部閉鎖の可能性もある。経済の影響も深刻になる。バイデン大統領は平均支持率でトランプ氏に逆転されている。危機は押し寄せている。