米国大統領選挙で返り咲きを目指すトランプ前大統領が19日、「ウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談した」と明らかにした。トランプ前大統領はSNSに「非常によい会談だった」と投稿。トランプ氏が共和党の大統領候補に正式に指名されたことをゼレンスキー氏は祝福したうえで銃撃事件を非難した。トランプ氏は「次期大統領として世界に平和をもたらし、多くの命を奪った戦争を終わらせる」として「ロシアによるウクライナ侵攻の和平に向けた交渉ができる」と強調。トランプ氏は18日の共和党大会の演説でも「私が大統領なら戦争は起きなかった」と主張、和平の仲介への意欲を見せていた。ゼレンスキー氏もSNSで「永続的な平和の実現のためトランプ氏と直接会談することで合意した」と明らかにしている。