11月の米国大統領選挙でノースカロライナ州は6日、全米に先駆けてこの日予定していた郵便投票用紙の発送を延期した。これは選挙から撤退した無所属候補ロバートケネディジュニア氏の名前を投票用紙から削除するよう州の高裁が命じたためで、今後いつの時点で発送できるかは不透明。ケネディ氏は共和党のトランプ前大統領への支持を表明し、自身の名前を削除するよう求めていた。こうした中、トランプ氏が不倫の口止め料を不正に処理したとして有罪評決を受けた事件で、ニューヨーク州地裁は量刑の言い渡しを大統領選後に延期すると発表した。選挙に影響を与えようとしていると見られることを避けるためだとしている。