現地時間5日に迫った米国の大統領選挙。民主党・ハリス候補、共和党・トランプ候補は投票日前の最後の週末に勝敗のカギを握る激戦州を回り、支持を訴えている。南部の激戦州、ノースカロライナ州で選挙集会を開いたトランプ前大統領は「私が大統領だったころは歴史上最もすばらしい経済があり、最も頑丈な国境があった」と訴え、ハリス副大統領については「知能指数が低い、大ばかだ」と中傷する場面も見られた。ハリス副大統領も同じノースカロライナ州で集会を開き、「トランプ前大統領は私たちを分断し、お互いに恐れを抱くよう仕向けてきたが、それももう終わりだ」と自らへの支持を訴えた。歌手・ジョンボンジョヴィさんも参加し、有名人による応援で最後の追い込みを図っている。投票日直前になっても支持率は拮抗していて、両候補は激戦州に絞って最後の訴えを続ける見通し。