11月に行われるアメリカの中間選挙を前に野党・民主党では民主社会主義やそうした政策を掲げる候補が勢力を拡大している。米・ミシガン州デトロイトから中継。中間選挙に向けた候補者選びは与党・共和党、野党・民主党ともに佳境を迎えている。民主党ではミシガン州上院議員選挙に出馬する候補者選びの予備選が行われている。この選挙では経済格差の縮小、手厚い公共サービスなど民主社会主義的な政策を掲げるエルサイード候補が民主党の中道・穏健派の候補に対し選挙戦を優位に進めてきた。エルサイード候補は「社会主義ではなく資本主義に規制が必要という立場」と主張する一方、国民皆保険の導入や富裕層への増税、AI企業の国有化で利益を分配するといった民主社会主義的な政策を訴えている。そのため民主社会主義の代表格であるサンダース上院議員や民主党のオカシオ=コルテス下院議員の強力な支援を受けながら支持を広げている。投票直前の世論調査(リアル・クリア・ポリティクス)では対立候補に10.2ポイントと大きな差をつけていた。
