片山副知事も一緒に辞職しないかと何度も進言したと知事に話をしたということだが、そのときの思いについてどう受け止めるかについての質問に斎藤知事は「強い言葉と思いで片山副知事から職を辞しませんかという話は4回か5回ほどあった。いろんな思いがあった。」などと話した。不信任決議案が可決となったが何故こうなったかについては「私の責任、力不足の所もあったと思う。片山副知事からも不信任決議案あったが、やはり私は改革を進めて県民のみなさんに直接届く政策をしっかりやっていきたいと言う思いで3年やってきた。コミュニケーションをしっかりとってほしいという思いがベースにあって今回の文書問題もあって県議会のほうが大きな判断をされたと思う」と述べた。また、県立大学の無償化をこれからも進めていきたいとの話があったが、制度が完成するのは2年後の令和8年になる。今、辞職となれば道半ばとなるが、どうしていきたいかについて斎藤知事は「これは大事な施策だ。教育の無償化についてはこれから奨学金の返済に苦しんでいる学生さんもたくさんいるので県立大学の無償化は、しっかり制度完成まで進めていきたいという思いは今でもある。」などと述べた。また「思いとしては県議会のみなさん去年、今年の予算で賛成いただいたのでこの教育の無償化の意義・大切さというのは理解いただいてると思う」などと述べた。知事であるべき存在については「県民のみなさんの厳しいご指摘を本当にしっかり受け止めたいと思う。知事というのは、約540万人の県民のみなさんの生命や財産・安全安心を担う仕事なので私自身しっかり県民の皆さんのために何をすべきかといことをしっかり考えていくことが大事だと思う」と話した。辞職か解散については「県庁で記者会見という形で示し、発表することが大事だと思う」 と述べた。最後に県民につたえたいことは「兵庫県県政が今の状況になっているということは改めて心からお詫び申し上げたいと思う。3年間全力でコロナ対策を含めて若者への支援がんばってきたが、やはり改革・新しい兵庫県をつくっていくという思いをご理解いただきたい。私も不信任決議案に対する対応をしっかり考え判断していきたいと思うので県民のみなさんには引き続きご理解いただきたい」などと述べた。
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