約1か月半ぶりに斎藤知事が登庁。就任会見では「確かに一部不適切な行為をしたということがあります。謙虚な心をさらに抱いて1からスタートで仕事をさせていただきたい。」と話した。今後のハードルは「議会との関係」。今年9月、県議会で不信任決議案が提出されて全会一致で可決、斎藤知事は失職した。長瀬県議は「心から抱き合える日は来ないかもしれないけど、県民の生活が大事ですから、私情を捨ててやることはお互いに必要。」と話した。さらに百条委員会で斎藤知事を追求していた竹内氏はおととい、一身上の都合として議員辞職をしていた。百条委員会・上野委員によると、知事選中にネット上で暴力的な批判が拡散された。「政治の道から退いてほしい」と竹内氏の妻が懇願され、家族を守るために辞職したという。片山善博は一番問題だったのは公益通報をした職員を保護しなかったこと。一方的に犯人探しをして、結果的に死に追いやってしまったという事実がある。公益通報者を保護できなかったことは間違っていたと言うところからスタートしないと県職員との信頼関係は取り戻せないなどと話した。続いてのハードルは「県庁職員との関係」。斎藤知事は「民意を得たので職員のみなさんは知事部局として一緒にやっていくということが地方公務員として責務」と話している。続いてのハードルは「県内29市長との関係」。県内29市長でつくる市長会の有志22人が前尼崎市長の稲村氏への支持を表明。おととい、伊丹市・藤原市長、宝塚市・山崎市長、姫路市・清元市長が斎藤知事にあいさつ訪問。藤原市長は「知事と市長がギクシャクしたら、住民・県民・市民が迷惑する。できるだけ早く良い関係を築きたい」と話した。今後の主な日程は今月25日に百条委員会が証人尋問を行う。来年3月頃には第三者委員会が調査報告書を公表する予定。
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