紙片づけで悩んでいる兵庫県の集合住宅の樫内さん一家を訪れた。レシートなどの紙をまとめて棚の中にしまっている。紙を横に寝かせて収納しているが石阪さんは50点と評価し、必要な紙が何か分かるのが大事とし立てて収納するのが正解とした。全ての紙を一箇所に集め、9割の紙を捨てていく。判断基準は税金の控除になる紙や通帳など金に結びつく紙、免許更新のハガキや保険証など使う目的のある紙とした。買った家電の説明書は捨て、見たくなった時はトリセツというアプリを使うとした。トリセツは型番を入れると説明書が表示されるが、海外製品の説明書は出ないこともあるので捨てない方がいいという。家電などの保証書は修理の金に関わるため、とっておくべきとした。今年の年賀状や昨年の喪中ハガキは使う目的のある紙に当たるため、それ以外は処分した方がいいとした。親展と書かれた封筒について、開けずにしておいたものが督促状でブラックリストに載ってしまうことがあるという。ねんきん定期便は確認するためにやってきた書類なので、正しいか確認したら捨ててもよく、ねんきんネットに登録すれば届かなくなる。子どもの絵について、額に入れるため額を買ってまで残すかどうかで決めるか、写真に撮って捨てた方がいいという。連絡網などはデータ化すれば捨ててもいい。石阪さんは自分が亡くなった時に棺桶に入れてもらう棺桶ボックスを用意しているという。作業から約5時間、62.5kgの紙を捨てた。