兵庫県議会に不信任を議決され、対応が焦点となっていた斎藤知事はきのう2時間余りにわたって記者会見し、県議会は解散せず今月30日付で失職し、出直し選挙に臨む意向を表明した。選挙管理委員会によると、知事選挙は今のところ11月10日か17日の投開票が想定されているということで、今月30日に会合を開いて決定する方針。知事選挙に向けては、これまでに医師の大澤芳清氏が共産党の推薦を受けて無所属で立候補する意向を表明している。また、県議会の各党も動き出していて、自民党は独自候補を擁立したい考えで公明党とも調整する方針。維新の会は独自候補の擁立も含めて検討を進めている。立憲民主党は同じ会派の県議会議員とともに対応を協議したいとしている。