60代のAさんは、2022年に所有するアウディの修理をビッグモーターに依頼したが、営業マンから「廃車にするしかない」と説得され、1万円で下取りに出した。その後、18万円ほどで転売されていたことがわかったという。代わりに勧められた軽自動車を103万円で購入したAさんだが、後に水没車の疑いが浮上してきた。不当な契約だと感じ2023年に、対応した従業員とビッグモーターを相手に裁判を起こしたが、未だに解決していないとのこと。ビッグモーターは、伊藤忠などによる買収の際、事業を引き継ぐ「WECARS」と訴訟などに対応する「BALM」と二分割したという。「BALM」は取材に応じなかったが、被害者への弁済は勧める方針だとのこと。しかし、Aさんには連絡などない状況。