活発な梅雨前線の影響で、福岡県、熊本県、大分県では、このあと午前中にかけて線状降水帯が発生するおそれがあり、厳重な警戒が必要。昨夜から西日本を中心に雨脚が強まっていて、鹿児島県の肝付町内之浦では、1時間に48ミリの非常に激しい雨を観測している。今後の雨雲の予想では、九州ではこのあとも活発な雨雲がかかり続ける見込み。また、四国や近畿、東海でも激しい雨が降り、大雨となるおそれがある。あす朝までに東海、近畿で200ミリ、九州南部で180ミリ、四国、九州北部で150ミリの雨が予想されている。九州北部では線状降水帯が発生した場合、さらに雨量は増えるおそれがある。引き続き、土砂災害などに厳重な警戒が必要。