日銀の内田副総裁は都内で開かれた全国信用組合大会で挨拶し、国内の経済情勢について、企業収益は関税政策による輸出の採算悪化の影響など製造業でみられるが、全体としては高水準が維持されていると述べた。一方、内田副総裁は海外の経済・物価動向をめぐる不確実性は高い状況が続いていると指摘し、為替などの金融市場や国内経済に及ぼす影響を十分注視する必要があるとの認識を示した。日銀は今月末に金融政策決定会合を開くが植田総裁も16日、政策の判断にあたり多くのデータを集め丁寧に確認したいという考えを示した。
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