フランスの国民議会ではバルニエ内閣が来年の予算案採択を強行し、これに反発する野党が内閣不信任案を提出した。採決が行われ、最大勢力の左派の連合や極右政党が支持し賛成多数で可決された。9月に発足したバルニエ内閣は2ヶ月半で総辞職に追い込まれることになった。地元メディアによるとフランスでの内閣不信任案可決は62年ぶりだということ。マクロン大統領は後任の首相を任命する必要があるが、人選難航の可能性も。野党からは責任問う声があがっている。来年の予算案は年内での成立が難しくなることから経済への影響も懸念されている。