高齢者の詐欺被害を防ぐ新しい取り組みについて。内閣府が大学など連携し、社会や経済課題を解決しようと取り組む研究行の一環として作成された手引には、金融情報を書き込めるようになっている。背景には認知機能が低下した高齢者が、詐欺などの金融トラブルに巻き込まれる事件が後を絶たない現状がある。
関東地方で1人暮らしの90歳の男性は、軽い物忘れなど認知機能の衰えを感じている。おととし、自宅を訪れた不動産販売会社から投資を持ちかけられ、150万円を支払った。家賃収入は3か月振り込まれたが、支払いは途絶え、ニュースで事件を知った。男性は息子と資産の話しをほとんどしていなかった。
関東地方で1人暮らしの90歳の男性は、軽い物忘れなど認知機能の衰えを感じている。おととし、自宅を訪れた不動産販売会社から投資を持ちかけられ、150万円を支払った。家賃収入は3か月振り込まれたが、支払いは途絶え、ニュースで事件を知った。男性は息子と資産の話しをほとんどしていなかった。