異例の党首会談ラッシュで次の首相は見えてきたのか。野党党首会談では玉木首相誕生に向けて立憲と国民民主がまとまれるかが最大の焦点だが、会談後、玉木さんは立憲が示した政権構想に対しては「弱い」、平和安全法制の説明には「理解に苦しむ」、憲法をめぐっては「隔たりがある」と両者の違いが残っていると説明。きょうの会談では合意に近づくより立場の違いが浮き彫りになった。高市首相に向けての最注目の会談は先ほど始まった自民と維新の会談。吉村代表が急きょ大阪から東京に来たことを見ても維新の本気度がうかがえる。吉村代表は小泉さんが総裁になるとみて高市氏とは距離があったが、両党の国対委員長が連日水面下で協議したり、自民と維新の距離が近づきつつある。総理大臣指名選挙での玉木首相誕生は仮に立憲と国民が合意しても維新が加わらないと難しい状況。維新が自民に接近し、玉木さんに乗らないと決めた時点で高市首相誕生に向けた動きが一気に加速することになる。