アメリカの3月の消費者物価指数は、市場予想を上回る3.5%の上昇となった。記録的なインフレを抑えるために利上げを繰り返してきたアメリカのFRB=連邦準備制度理事会は、年内に利下げを始める見通し。しかし、インフレの根強さが改めて示されたことで、市場では早期の利下げ観測が後退し、日米の金利差を意識した円を売ってドルを買う動きが広がった。外国為替市場では円安が進み、およそ34年ぶりに1ドル=152円台後半となった。
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