円相場が“乱高下”した。「為替介入はなかったのでは」と分析・元日銀の職員・ふくおかフィナンシャルグループチーフストラテジスト・佐々木融氏は「為替介入はなかったのでは」と分析。日銀の政策委員会審議委員を務めた野村総合研究所エグゼクティブエコノミスト・木内登英氏は為替介入があったのではないかとみている。その要因として午後1時の値動きを指摘し1時間で4円以上円高になったため、祝日とはいえ、通常の取引では考えられないと指摘している。今後について、木内氏によると日米の金利差が変わらなければ為替介入をしていても160円台再突入までの時間稼ぎにしかならないという。今後についてはさらに円安が進み165円台の攻防となる見込みだとしている。