きょうの為替の見通しについてバルタリサーチ・花生浩介が解説した。予想レンジは152.00円~153.50円。ドル/円は介入警戒感が強く、頭の重い展開が続く予想。最近の日銀の為替介入は2022年9~10月、2024年4~ 7月に行われた。リバウンドはあるが短期的には介入は成功しており、下落幅も20円超と大きい。日米金利差は2022年は3.1~3.8%、2024年は3.3~3.7%ほどだったが現在は1.9%と大幅に縮小している。しかし円安の最大の要因は日本の実質金利が大幅なマイナス水準になっていることであるため、これが介入効果を相殺し円安が続いている。金融市場では中期的介入の効果は一時的とみられているが、これは投機筋が日本の財政悪化懸念を材料視しているため。今回は従来にもまして当局の情報発信力が問われている。
