伊禮咲緒さんは15歳の時に「再生不良性貧血」を発症し治療の副作用で強い吐き気に悩まされ高校を中退。副作用の緩和のために鍼灸院に通い始め、学校の案内を目にし同じように苦しんでいる人を助けたい、カリキュラム時間が短く自分でも通えそうと思い、入学。徐々に体調も上向きになると久しぶりに勉強って楽しいと感じた。しかし、再発が見つかり学校も休学。普通の生活に戻りたいという願いに残された選択肢は骨髄移植で医師からは移植後の生存確率は不明と言われるが骨髄移植に踏切、その後順調に回復し復学。その後鍼灸師として骨髄バンクのボランティア活動も行っている。
