出雲市では介護が必要となる手前の状態の高齢者に社会福祉協議会の職員が1か月に1回電話して、運動しているかどうか、デイサービスの利用状況などを聞きとり、記録や報告書を作成し見守り活動に活用している。出雲市は電話をかける社会福祉協議会の職員の負担を軽減させようと来月から実証実験を行う。AIのシステムを使い、市内の約60人の高齢者を対象に1か月に数回、決まった時間に電話をかけ、自動音声で聞き取る。高齢者が電話で回答した内容をAIが音声や文字で記録し、報告書案を作成する。出雲市は来年度から本格的な導入を目指している。