先月漁が解禁となった駿河湾の宝石サクラエビ。ことしは豊漁だという。由比港漁協直売所ではとれたばかりの新鮮なサクラエビが並んでいた。稲葉又一郎さんは「サクラエビが店の売り上げの半分以上か6割7割」などと話した。由比港漁業協同組合の宮原淳一組合長は平成30年から5年続けて赤字だったと話した。サクラエビは黒潮大蛇行などの影響で2018年から漁獲量が激減していた。そこで漁師たちは逆転の発想で取らずに子孫を残そうと努力し2018年には秋の漁を中止した。水温や海流などが豊漁の原因といわれるが駿河湾のサクラエビは漁獲量の制限で個体を増やし豊漁となった。去年のいま頃と比べ2倍以上とれている。ことし初めて開催した桜えびフェアでは来月26日まで限定メニューを楽しめる。