日本銀行は今日から金融政策を決める会合を開く。総裁不在という異例の状況だが、1%への利上げが確実視されている。中東情勢の悪化から3か月あまり。日銀は4会合ぶりに利上げへ舵をきろうとしている。背景にあるのは長引く円安や原油高が招く物価上昇への強い危機感。日銀内からは今回の物価高は動きが早く大きく広がりを持っているという声があり、さらなる物価上昇を防ぐために利上げが必要との判断に傾いている。しかし、この利上げでどこまで物価高や円安を抑えられるかは不透明。内田副総裁が対応する明日の記者会見で日銀が今後の利上げに慎重と受け止められれば円安が加速する恐れもある。市場は今回の利上げの先にある日銀の意思表示を注視している。
