午後4時半から開かれている衆議院の本会議では、採決に先立って今年度の補正予算案に対する各党の討論が行われている。採決では国民民主党がいわゆる年収103万円の壁の引き上げを目指すことで昨日与党と合意したことを受け賛成する方針を決めた。また、日本維新の会も自民、公明両党との3党で高校の授業料無償化を検討する新たな枠組みが設置されたことを受け賛成する方針を示している。10月の衆議院選挙で与党が過半数割れしたことから野党側の主張を受け入れ採決で協力を得た形。補正予算案は一般会計の総額がおよそ13兆9000億円。能登半島の復旧復興に関連する費用や物価高への対応などが盛り込まれている。