- 出演者
- 大下容子 佐々木亮太 吉永みち子 末延吉正
衆議院本会議の中継映像。衆議院での総理大臣指名選挙ののち、参議院で総理大臣指名選挙が行われる。衆議院本会議は午後1時~開始予定だがやや遅れている。今月10日に公明党が連立政権からの離脱を表明し、野党一本化への動きが加速。立憲民主党・国民民主党・日本維新の会での調整が行われていたが、15日~自民・維新が連立を視野に政策協議に入った。臨時国会の直前のきのう、自民・維新が連立合意に達した。額賀議長の挨拶で臨時国会が始まった。最初に新たに議席についた原田和広氏・丸尾圭祐氏を紹介した。会期は58日間。常任委員長の辞任の意義がないことから、常任委員長全員を解任。鈴木義弘氏の呼びかけにより議長が新たな常任委員長を指名。衆議院・情報監視審査会委員に篠原豪氏らを指名した。「議長~」「望みま~す」の呼びかけを行う担当は議事進行係で若手の登竜門と言われている。今回は鈴木義弘氏が担当した。衆議院の総理大臣指名選挙が始まった。
総理大臣指名選挙、衆議院での投票が行われている。藤川さんは「野党側から名前が呼ばれ、議長側から見て左手側から議員があがる。名前が“くん”付けだが、これは議会のルールで『議員はお互いに敬称で呼ばなければならない』ということになっているから。土井たか子さんが議長のときには男女問わず“さん”ということもあったが、高市早苗さんが2001年のときに『“くん”か“さん”か』というコラムを執筆されていて、議会の伝統として身分にかかわらず平等な立場で議論をしましょうということで“くん”で呼ばれるようになったことを自分は重んじていると意思表示されている」などと説明した。指名選挙は衆議院で行われ、1回目で過半数を得た候補がいれば衆議院で総理大臣に指名される。半数に満たない場合は上位2人による決選投票が行われ、より多くの票を得たほうが総理に指名される。参議院でも同様に投票が行われるが、仮に衆参で別の人が選出された場合は「両院協議会」が開催される、ここでもまとまらない場合は衆議院で指名された人物が総理に選出される。
総理大臣指名選挙 衆議院の野党の投票が続いている。藤川さんは「与党側が自民と維新で保守傾向の強い政権ができるので野党側もリベラルな塊ができれば有権者の選択がさらにしやすくなるのではないか。」、末延さんは「玉木さんが野党側にぶれたことが国民民主の迷走を呼んで、自民党が本来一番手に考えていた玉木国民民主から維新に乗り換えた。政策面で準備をしていた維新の動きは早かった。覚悟を決めた動きだった。あの2週間は面白かった。」などと話した。
衆議院投票が終わり開票が始まった。藤川さんは「開票作業が国会の職員の方によって行われている。」などと話した。1回目の投票から過半数の票を獲得する候補は出るのか。
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衆議院では総理大臣指名選挙の開票が行われている。末延さんは「石破さんは安倍政権の負の部分をどうにかしてくれるのではないかという期待があって野党支持者から支持されましたが、結局期待外れに終わってしまいました。維新と組んだことで、中道を右ブロックできましたが、立憲民主が政策を含めどう動くかですね」などと話した。
衆議院では総理大臣指名選挙が終了した。237票を得て高市早苗総裁が初の女性総理となる。末延さんは「世襲議員が多い中で、一般家庭のサラリーマンが努力してなったというのが良いと思います。議員定数の問題は、国民民主がどう動くかに注目しています」、吉永さんは「選択性夫婦別姓の問題に後ろ向きだと、女性としては悲しくなりますね」などとコメントした。
高市早苗総裁が初の女性総理に選出される。末延さんは「トランプ大統領や世界が動いている中でこれ以上日本の政治を停滞させてはいけない。期待をしたいと思います」、「組閣の顔ぶれによっても支持率は変わってくると思います」などと話した。