米・トランプ大統領は選挙中「辞書の中で最も美しい言葉は『関税』だ」と訴え、カナダ・メキシコ・中国への関税を発表した。これに対し3カ国は対抗措置を取るとしていて、関税の応酬や貿易戦争も心配される。上智大学・前嶋和弘教授は「アメリカにとって日本は貿易赤字国。関税を課す可能性は大いにある」と指摘している。日本が着目しているとされるのがトランプ大統領が掲げる「石油・天然ガスの増産」。石破総理は先週の国会でエネルギー供給について「アメリカに要請すべきものはあると思っている」と答弁。日本はエネルギー取引で交渉の先手を打つのではないかとの見方が出ている。日米首脳会談は2月7日の予定。