前川さんが犯人だと言い出した先輩は女性と同棲する家に血のついた前川さんが来たと証言していたが、前川さんから店に電話が来たと証言を変えた。店にいた仲間に迎えに行かせ、前川さんが乗った車が店の前まで戻ってきた。新しい証言は店の前で出会い、自宅に連れ帰り着替えさせたという。仲間の部屋で「夜のヒットスタジオ」を見ていた。彼らの証言が犯行時刻の9時半に近いものだと印象づけられた。前川さんを車に乗せて事件現場に連れて行ったと証言した男は、最初は前川さんを事件現場に連れて行ったことはないと供述を否定していた。
1990年9月26日、事件から4年半。第一審判決の日。3年越しの無罪判決が出た。主要な証言が何度も変わっていること、全員が犯罪歴・非行歴を持ち捜査員に対し弱みがあることで取調官の意向に沿いやすい状況だった。各供述への信用性が疑われ、物証も認められなかった。警察は控訴し控訴審が開始。第一審の供述から大幅に内容を変更したものもいたが、「血がついた被告人が現れた」という事件の核心に迫る供述は一致している。第一審では重要視されなかった前川さんに関する、事件から4か月経った頃から3回電話をかけていたという証言。前川さんが「逃げたい」と言ったとの証言だが、そんなことを言った記憶はないと主張した。
1990年9月26日、事件から4年半。第一審判決の日。3年越しの無罪判決が出た。主要な証言が何度も変わっていること、全員が犯罪歴・非行歴を持ち捜査員に対し弱みがあることで取調官の意向に沿いやすい状況だった。各供述への信用性が疑われ、物証も認められなかった。警察は控訴し控訴審が開始。第一審の供述から大幅に内容を変更したものもいたが、「血がついた被告人が現れた」という事件の核心に迫る供述は一致している。第一審では重要視されなかった前川さんに関する、事件から4か月経った頃から3回電話をかけていたという証言。前川さんが「逃げたい」と言ったとの証言だが、そんなことを言った記憶はないと主張した。
