フェンシング男子・エペ個人決勝、前回大会で団体金メダルを手にした加納虹輝選手(26)が勝ち進み、大一番に臨んだ。フェンシング「エペ」は足の裏を含む全身が攻撃対象として有効で、互いに突きあう。開催国フランスのヤニック・ボレル選手(35)を相手に、加納虹輝選手は第1ピリオドからリードを奪った。第2ピリオド終了時点で9対5とリードを奪った。最終第3ピリオド、完全アウェイの 状況にも臆することなく攻め続け、見事優勝。フェンシング個人でのメダルは2008年の北京オリンピックでの太田雄貴さんの銀メダル以来で、金メダルは日本初の快挙を達成した。