脳内科医・医学博士・加藤俊徳の書籍「中高年が朝までぐっすり眠れる方法」を紹介。最新の研究では7時間半以上の睡眠が最も良いことが解明されている。睡眠のゴールデンタイムは午後9時〜午前3時くらいの時間帯に寝ること。睡眠の質が高まり、最も効率良く脳や心身を休めることができる。重要なのは夜9時台に眠くなるように生活を組み立てること。2週間の間、1日6時間睡眠を続けた人は、集中力や判断力などの認知能力が低下していて、2日連続徹夜している人と同程度。睡眠前に避けるべきことは飲酒、カフェイン、塩分。アルコールは睡眠の質を低下させ、睡眠時に呼吸障害を引き起こす可能性がある。カフェインは体内で分解されるまでに4〜5時間かかる。塩分の摂りすぎは高血圧の原因となり、熟睡を妨げる可能性もある。良質な睡眠を得るためにできることを紹介。慣れないことを取り入れ、味覚、聴覚、思考、運動などで脳に刺激を与えると良い睡眠につながる。ハンズでは現在快眠グッズの取り扱いは約600種類。去年より50〜100種類ほど増加している。快眠グッズの売り上げは前年比約1．7倍増。ハンズ担当者は「睡眠導入の商品が人気だったが、最近は寝ている間の睡眠の質を高めるグッズに注目が集まっている」と話す。「MYTREX Eye Air」は目元を圧迫しないアイマスクで、快適なつけ心地で耳も痛くなりにくい。「おやすみナイトスプレー」は天然由来成分のスプレーで、寝る前に肌や枕などにスプレーすることで睡眠環境を整えることが出来る。