就任から一夜明け本格始動した石破新内閣。一息ついてから意気込みを語った。石破総理は「今日から本格始動だが、昨日首班指名をいただいた瞬間からこの国の責任を担わせていただいている。国民の皆様方の共感と納得を得られるように全身全霊正面から向き合い、逃げることなく臨んでいきたい」などとした。外交もスタートし、今朝、バイデン大統領と電話会談を行った。石破氏が改定に意欲を示している日米地位協定については今朝の会談では具体的には踏み込まなかったという。石川県に向かったのは小泉進次郎選対委員長。能登半島地震や奥能登豪雨の被災地を視察。新たな閣僚たちも続々と初登庁。各省庁では就任会見や引き継ぎ式が行われた。総務省では村上総務大臣が初登庁し、大きな声で職員らに挨拶。経産省では武藤新大臣へ引き継ぎが行われた。外務省では大臣交代式が行われた。防衛省では離任行事がおこなわれた。こうした中、石破総理が直面しているのは自民党の裏金議員の公認問題。党内ではこれまでに裏金議員の扱いをめぐり、非公認とすることは見送る一方、比例代表での重複立候補を認めない案が浮上している。これに対しては野党から批判も上がっている。自民党内では旧安倍派議員を中心に反発が出ている。総選挙まで短期決戦となる中、難しい判断が迫られている。