今回の内閣改造では松野官房長官・鈴木財務大臣を留任させるなど政権の骨格は維持する一方、初入閣は11人と大幅な入れ替えも行う。外務大臣に上川陽子元法務大臣を起用するなど女性閣僚は過去最多タイの5人となり、女性活躍をアピールしたいとみられている。こども政策担当大臣に内定している加藤鮎子衆院議員は、「総理から子育ての経験も活かして頑張ってくださいと言っていただいた」などと話した。一方自民党では午前に臨時総務会を開き、新体制を発足させている。党4役には留任となった茂木幹事長・萩生田政調会長。総務会長には森山前選対委員長。選対委員長には小渕前組織運動本部長が就任している。政治資金問題で2014年に経済産業相を辞任した小渕氏は、「心に反省を持ち、決して忘れることない傷として歩みを進めて参りたい」などと話した。