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「労働党」 のテレビ露出情報

英国の総選挙は14年ぶりとなる政権交代の可能性が高くなっている。保守党は2010年の総選挙で労働党を破って政権を握ったが、この14年間は波乱続きだった。2016年、当時のキャメロン首相がEUからの離脱の賛否を問う国民投票で離脱派が勝利したことを受けて辞任。その後、サッチャー氏以来2人目となる女性の首相・メイ首相が就任するが、離脱に向けたEUとの条件などが原因で主要閣僚が相次いで辞めたことで辞任に追い込まれる。続いたのがジョンソン首相。2020年1月、EU離脱を実現するがその後、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、首相官邸でパーティーが繰り返されるなど不祥事が相次ぎ、辞任した。トラス首相は大型減税策で市場の混乱を招き僅か1か月半で辞任。おととし10月、スナク首相が5人目の首相となった。スナク首相は20世紀以降英国では最も若く、アジア系としては初めての首相として注目を浴びたが、保守党の支持率が労働党を上回ることはなかった。その要因が総選挙の争点である経済、公的な医療サービス、移民問題。まず、経済ではスナク首相は就任当時11%を超えていたインフレ率を今年5月には前の年の同じ月に比べて2%まで下げたことなどをアピールした。しかし、国民の生活実感は改善されていない。公的医療サービスでは英国にはNHSと呼ばれる国が運営する国民保健サービスがあり診療や治療が原則無料だが、受診できるまでの待ち時間が平均3か月半に上り症状が悪化する患者も相次いでいる。また、移民問題ではドーバー海峡をボートで渡って英国に不法に入国する人が後を絶たず、こうした人たちへの対応が財政を圧迫しているなどとして問題になってきた。保守党はアフリカ東部のルワンダに強制的に移送するための法律を成立させたが、人権上、問題があるとして一部からは強い非難の声が上がっている。保守党政権の14年間、多くの有権者が暮らし向きがよくなったと実感できていないこと、また、長年見てきた政権のふるまいで保守党への失望や不信感が根強いことが保守党が苦戦している要因だと考えられる。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年9月26日放送 15:49 - 18:30 TBS
Nスタ(ニュース)
「週休3日」を導入したイギリスの企業を取材。労働党の党大会でスターマー首相は「この世代で最大の労働者の権利向上です。改革は始まっている」。スターマー政権は労働者の権利拡大のための法改正を行う方針。注目されているのが週休3日の促進。ブライトンにある従業員11人の化粧品メーカーではおととしから週休3日に切り替えた。昼休みは30分に短縮。生産性を高める時間「ディー[…続きを読む]

2024年9月13日放送 10:25 - 13:00 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブルピックアップNEWS
イギリスで刑務所がパンク寸前になっている理由を解説。犯罪の厳罰化に伴い刑期が長期化していて、去年刑事裁判書での言い渡し刑期の平均は2012年と比べて25%長くなっている。これは刑務所にとどまる受刑者が減らない大きな一因となっている。また、裁判・判決を待つ被告も刑務所に勾留されていて、これは刑務所収容能力の2割を占めている。7月末に反移民を訴えて起きた暴動でも[…続きを読む]

2024年8月29日放送 10:20 - 11:00 NHK総合
キャッチ!世界のトップニュース(ニュース)
英国・スターマー首相は労働党の政権奪還後初めてドイツを訪れてショルツ首相と会談し、経済や防衛分野などでの2国間の条約締結を目指すことで合意した。英国が離脱したEU(ヨーロッパ連合)との関係改善の動きとみられている。通商、防衛、移民などを含む新たな条約に関して協議された。雰囲気もよくスターマー首相はEU全体特にドイツとの関係をリセットすることに再び言及した。し[…続きを読む]

2024年8月27日放送 14:50 - 15:00 NHK総合
時論公論(時論公論)
今年、2024年は選挙の年。世界各地で大統領選挙など重要な選挙が集中して行われている。アジアではインド、韓国、台湾、インドネシアなど、ヨーロッパでは、英国、フランス、ロシアなどで選挙が行われ、11月には米国大統領選挙が控えている。その数は60を超え有権者は合わせておよそ20億人、世界の人口の4分の1に当たる。これまでに各国で行われた選挙結果から世界の変化や時[…続きを読む]

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