アメリカの労働省が発表した11月の消費者物価指数は、1年前から3.1%の上昇で、市場予想と一致し、10月から伸び率はわずかに縮小した。インフレの減速は2カ月連続。変動の激しい食品とエネルギーを除いたコア指数は、1年前から4%の上昇。10月まで7カ月連続で伸びが鈍化していたが、11月の伸び率は横ばい。項目別では、ガソリンが8.9%、中古車が3.8%、それぞれマイナスとなった一方、住居費は6.5%のプラスとなるなど、サービス価格は高い水準が続いている。
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