パフォーマンス向上、免疫力アップ、安眠、老化防止に繋がる根来式呼吸法を紹介。「4・4・8呼吸法」はいつどこでもできる基本のもので呼吸法を活用している青山学院大学陸上競技部主将・田中悠登選手は「寝付けないことが多かったが取り入れることによってすーっと入眠できるようになった」と話した。基本の呼吸法「4・4・8呼吸法」は(1)楽な姿勢でイスに座り、鼻から息を吐き切る。(2)お腹を膨らませながら鼻から「4秒」で息を吸う。(3)「4秒間」息を止める。(4)お腹をへこませながら鼻から「8秒」で息を吐く。そのあと(2)から繰り返す。横隔膜は自律神経が張り巡らされていてゆっくり吐いてゆるませると交感神経優位になる仕組みで、寝る前もよく、日中でもぜひやってほしいなどと話した。根来教授の研究で4・4・8呼吸法は続けると動脈の血管壁の硬さが改善され、血圧も下げることができ、意識的に“動脈硬化リスク”を抑制する可能性があるとした。集中力を高め能力を発揮できるようになる呼吸法は「5・5・5」、3・3・7は4・4・8とほぼ同じリラックス効果があり5・5・5は副交感神経を高め適度な緊張を保ち、上がりすぎた交感神経を整え過酷な状況でも心身をコントロールすることができ、アスリートや役者などに最適だと紹介した。「5・5・5呼吸法」は(1)楽な姿勢でイスに座り、鼻から息を吐き切る。(2)お腹を膨らませながら鼻から「5秒」で息を吸う。(3)「5秒間」息を止める。(4)お腹をへこませながら鼻から「5秒」で息を吐くと紹介した。