勝浦朝市の初夏を味わう名物料理を紹介。東京から移住した中林さんは5年前から自家製ハチミツを販売。「中林養蜂」のハチミツは勝浦のふるさと納税の返礼品にも選ばれている。中林さんの養蜂場は森の中にあり、南房総の温暖は養蜂に最適で今は30の巣箱でミツバチを育てている。一回り大きい蜂が女王蜂で働き蜂が菜の花や桜などから蜜を集め巣に蓄えている。この日は初絞りで蜜蓋を外し、遠心分離機にかければ綺麗なハチミツが出来る。ビタミンやミネラルなども豊富で酵母が生きた生ハチミツとなっている。ハチミツは乾燥すると濃色して糖度が上がるため早目に蜜を絞り甘さを抑え香りを立たせるのがポイント。ハチミツは家庭料理に大活躍で、この日のおかずはキンメダイの煮付け。ハチミツを砂糖やみりんの代わりに使えばコクとテリが出る。ハチミツを鶏むね肉にかけ醤油麹を加えて漬け込み、3分ほど湯煎にかけ予熱を入れれば味が染みた鶏ハムになる。ハニーマスタードをかけサラダと合わせて食べるとヘルシーに。キンメダイの煮付けは味に深みがあり美味しく、鶏ハムはハニーマスタードを付けると爽やかさが増すという。このあとは気鋭のフレンチシェフがハチミツを使って朝市に捧げる新作に挑戦する。
住所: 千葉県勝浦市勝浦71
URL: http://www.city.katsuura.chiba.jp/asaichi/
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