北九州市はグーグルが提供するネット上の地図サービスを活用して観光施設の詳しい情報を発信したり、これらの入場券を販売したりする取り組みを1月から試験的に始めた。この取り組みはネットの地図検索で観光情報を入手する人たちの利便性を高めて、観光客の誘致を進めようと、北九州市が企画したもの。グーグルマップでは所定の手続きを取れば施設の場所や営業時間、それに電話番号などの情報が発信できる。今回の取り組みはこの仕組みを活用したもので、市内にある「関門海峡ミュージアム」や市の総合観光案内所など、10か所の観光関連施設を詳しく紹介するとともに、アクセスしたページ上で直接、チケットを購入したり、利用の予約をしたりすることができるようにしている。