北京五輪にフィギュアスケート団体アイスダンス代表で銅メダル獲得した小松原美里さん。31歳の今年、スケートを不安なく続けるために卵子凍結を行った。卵子凍結とは、卵巣から直接卵子を採取し、凍結保存する技術。加齢や病気などによる卵巣機能の低下に備え、将来の妊娠のため健康な卵子を保存する。しかし世間の認知度は低く、中には否定的な意見もあった。それでも、アイスダンスのパートナーであり夫の尊さんとの話し合いの末、今年7月に卵子凍結の手術を受けた。決断した理由は、出産の選択肢を引退の時にも持てるように自分への投資をした気持ちだという。