北京五輪金メダリスト・小林陵侑(27)がアイスランドの雪山に特設した巨大なジャンプ台に挑戦。高低差は通常のラージヒルの約2.5倍にあたる360m。「誰よりも遠くに飛びたい」という夢を企業との共同プロジェクトで実現した。瞬間時速は約107km、世界記録を40m上回る飛距離291mのビッグジャンプだった。小林は「テストジャンパーをやる人が入国できず、僕が一番最初のジャンパーになった。ケガをして選手として戻って来れなくなるかもしれないという覚悟もあった。こういうコンテンツがあった方が競技自体盛り上がると思う。飛び方がかっこいいなどいったん原点に戻ってジャンプを楽しんでもらえたらいいなと思う」と話す。