中国・北京で世界最大規模の「北京モーターショー」が開幕した。展示の主力はEVで、その中でもスマホのコンテンツがそのまま車内で使えるものや、スマホのボタン1つで駐車できるような車など、EVのスマホ化が注目されている。中国の通信機器大手「ファーウェイ」は、スマホ開発で培われた技術で独自のシステムやディスプレイ部品を展開している。アメリカのよる制裁により主力のスマホ事業が一時低迷したが、EV業界に参入することで生き残った。ホンダも新しいEVモデルでファーウェイのディスプレイを搭載している。今回のモーターショーではファーウェイの他、中国大手の家電メーカー「シャオミ」も参入している。中国では今年、EVが供給過剰になり値下げ競争が激化する可能性がある。