昨日の円相場は、1ドル157円付近だった円相場が急変。一時153円まで一気に4円以上円高が進んだ。政府・日銀が「円買いの為替介入を行った」とみられるが、日銀が公表した統計によると、仮に介入を行っていた場合、3兆円規模だった可能性があることが分かった。先月29日にも、5兆円規模の「覆面介入」を行ったとみられ、合わせると8兆円規模の介入に踏み切った可能性がある。ただ、歴史的な円安には変わりはなく。東京・銀座では高級ブランド店の前に並ぶ中国人観光客の姿が。北京から来たある観光客の男性の予算は400万円。男性は「気に入ったものがあれば購入しようと思う。妻はディオールの服を買った」などコメント。日本へ買いに来る理由は円安の影響で中国で買うよりも3割ほど安く買えることだという。