万里の長城でドローンを使った荷物の配送サービスが始まった。年間およそ1000万人が訪れるという万里の長城。ただ、中国メディアによると一部の場所では景観保護のため売店などはなく、厳しい日ざしの下でも飲み物一つ買うことさえできない。こうした問題を解決すべく始まったのがドローン配送。アプリ上で商品を注文するとふもとにある飲食店の屋上からドローンが出発。ペットボトル飲料3本でおよそ600円など値段は高めだが食べ物なども配達可能。徒歩だと50分かかる時間がドローンなら10分の1。僅か5分ほどで届く。配送時に出たごみはドローンみずから持ち帰るという。