大阪天満宮の「天神祭」は大阪を代表する祭りの1つ。きょうは大阪・北区の堂島川で祭りの開幕を告げる「鉾流神事」が行われた。今回、神の使いの役である「神童」に選ばれたのは、西天満小学校の5年生・秋田颯太さんで、白木で作られた「神鉾」が授けられた。そして秋田さんは神職とともに、「斎船」に乗り込み、川の中ほどで「神鉾」を流して無病息災などを祈った。「天神祭」は25あす本宮を迎え、音楽隊を先頭に総勢2500人ほどがまちを練り歩く「陸渡御」や約100隻の船が川を行き交う「船渡御」が行われる。また夜には、約3000発の花火が打ち上げられることになっている。