お米の価格高騰が止まらず飲食店ではあるサービスがなくなるなど値上げ以外にも影響が出ている。中野区のやまねこ亭では仕入れ先の農家から米が品薄で今後値上げの通告があったため、来月からごはんのお代わりを無料から100円にする苦渋の決断を下した。去年の猛暑による不作で供給量が減る一方、インバウンド需要が回復したが日本の主食米の品薄や価格高騰が進み食卓への影響も広がっている。毎週仕入れ価格がじわじわ上昇、スーパーマルサンでは量が少ない代わりに値段が安い1袋4キロの米を仕入れるなど対策をしている。米を食べる量を減らすため別の食べ物で代用する動きがでている。篠原ライスでは例年のこの時期倉庫の通路にも積み上げられていた米が6月のきのうの時点で在庫が減少、普段35種類以上ある米のうち10種類ほどが欠品となる中1度に60キロなど大量買いを希望する新規の客が増えたため先週土曜日から販売制限を実施。今月農林水産省で行われた会議では低価格帯の米が不足気味だという声も上がるほどだといい、安い米の奪い合いが起きているという。農水省は一定の在庫は確保できているとし、落ち着いて行動するよう呼びかけている。