- 出演者
- 高井正智 森下絵理香 向笠康二郎
オープニング映像と挨拶。
来月1日に投開票が行われる日本維新の会の代表選挙に立候補している4人が横浜市のJR桜木町駅前で街頭演説を行い、それぞれ党の再生に向けて重点的に取り組む政策などを訴えた。代表選挙は党所属の国会議員や地方議員などからなる特別党員およそ850人と、それ以外の一般党員2万5000人余りが有権者となり、いずれも1人1票で投票が行われる。新たな代表は来月1日に大阪で開かれる臨時党大会で選出される。大阪府・吉村洋文知事「高校の授業料の無償化、来年の通常国会で切り込みたい」、金村龍那衆院議員「行財政改革、税金の無駄遣いを改め、しっかりと財源を確保する。使える予算をしっかりと将来世代に届ける」、空本誠喜衆院議員「自立した日本であるべきだという国家観を維新が持ち、安全保障、エネルギー安全保障、食料安全保障、経済、立て直さなければならない」、松沢成文参院議員「10年、20年先を見据えて、日本の国をつくり直し、東京一極集中を改善していく。全国政党にしなければならない」。
地方の活性化などのために国が力を入れている移住について。実は昨年度、過去最多の40万件を超える相談が全国の自治体に寄せられた。首都圏に近く人気の長野県は前の年度は1位だったが2位に。今回1位になったのは、前の年度、17位だった県。3位:福島県、4位:兵庫県、5位:北海道。移住先としても人気の高い長野県のアンテナショップでは、毎月のように移住相談会が行われている。2022年度まで8年連続で移住に関する相談件数全国トップだった長野県(総務省まとめ)は、アンテナショップに併設された相談スペースを3年前に拡充。佐久市の担当者が、移住や2拠点生活などを検討する人たちの相談に応じていた。移住に関する相談。人気の高い長野県を上回りトップに躍り出たのが宮崎県。前の年度は17位だったが、昨年度は2万2000件余りと2.6倍に増加。原動力となったのが都城市。2年連続で全国1位となったふるさと納税の寄付を財源に、昨年度は移住者1世帯当たり最大300万円、さらに子ども1人当たり100万円を加算する給付金を用意。保育料も完全に無料にするなど子育て支援も充実させた。
この制度を利用して神奈川県から移住した家族。当初は夫の実家がある鹿児島県への移住を考えていたが、夫は配達の仕事、妻は保育所で希望する条件の職場も見つかり充実した移住生活を送っている。市ではこうした手厚い支援策を首都圏でPR。昨年度は3710人の移住者を呼び込むことに成功し13年ぶりの人口増加につながった。今年度は給付金の額を減らしているが相談は数多く寄せられているという。北海道大学・宮脇淳名誉教授「財政支援で移住政策をバックアップ、1つの選択肢で重要な取り組み」。
マイナ保険証。マイナンバーカードと健康保険証を一体化したもの。国は来月2日に健康保険証の発行を止めて、このマイナ保険証に原則移行することにしており、10日を切った。国が移行の目的の一つに挙げているのが電子処方箋の導入。マイナ保険証を使えば処方箋の情報を電子化することができる。複数の医療機関や薬局がすぐに情報を共有できるようになる。医療機関が重複して薬を処方することなどを避けられるなどのメリットがある。さらに今までのように薬局に紙の処方箋を持っていく手間が省けるし、処方薬の情報を管理するお薬手帳も必要なくなるが、電子処方箋をめぐって現場からは「医療の充実につながる」という声が上がる一方、課題も見えてきている。山形県酒田市の病院。マイナ保険証の利用が進み、利用率は全国平均の2倍ほどの3割に上っている。マイナ保険証を利用した電子処方箋は、おととし10月から先進的に導入している。薬が二重に出されたり、一緒に飲んではいけない薬が誤って処方されたりするのを、これまでに1300件ほど防ぐことができた。さらに、医療機関が限られる地方でニーズが高まるオンライン診療でも、今後電子処方箋の導入が進めば近くの薬局で薬を受け取ることが可能になり、さらに利便性が高まるという。病院の運営法人・島貫隆夫理事長のコメント。東京・北区のクリニック。4月に電子処方箋を導入し、院内のデータを管理するシステムなども改修したが、伊藤博道院長は「現時点で312万100円という見積もり」と語る。さらにメンテナンスなどに110万円がかかり、それとは別に毎年50万円余りが必要になる。こうした費用やセキュリティーの問題もあり電子処方箋の普及は進まず、全国の医療機関薬局のうち導入しているのは18.9%にとどまっている。こちらのクリニックでも他の医療機関で整備が追いついていないことから、せっかく導入してもこれまでに一度も利用されていないということ。国は費用の補助など普及拡大に努めたいとしている。
5年前、目の下のしわをとろうと美容クリニックで脂肪注入の施術を受けた50代の女性は、後遺症で目の下が膨れ上がった。こうした人たちが全国各地から訪れているのが、日本医科大学付属病院にある美容後遺症外来。5年前は患者は1日5人ほどだったが、近年の美容医療の広がりとともに現在は多い日で1日30人以上と急増している。しわを目立ちにくくしようとヒアルロン酸注射を受けた50代の女性。術後に感染症やほおの変形があった。日本医科大学付属病院で美容後遺症外来を担当する朝日林太郎医師は、“施術した医療機関がトラブルに対応する治療をせず、自分で検索するなどして外来を訪れるケースも多い”と指摘している。厚生労働省が美容医療を行う医療機関を対象にことし行った調査では、54.4%が専門医の資格や経験年数などの要件を設けておらず、35.7%は後遺症などが発生した場合、連携している医療機関がないと回答した。またトラブルの相談も相次いでいて、全国の消費生活センターなどに昨年度寄せられた相談件数は5年間で3倍以上に増加している。厚生労働省の検討会はきのう、美容医療の課題や対策について報告書を取りまとめた。医療機関は問題が起きた場合に、患者が相談できる連絡先などを年に1回程度都道府県などに報告し、行政側は連絡先の公表を検討することが必要だとしている。さらに関係する学会で問題発生時の対応などを盛り込んだガイドラインを策定するべきだとした。美容手術による後遺症に対応している医師は、美容医療を求める人にも注意を呼びかけている。
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- 厚生労働省日本医科大学付属病院
天皇杯決勝:ガンバ大阪0−1ヴィッセル神戸。ヴィッセル神戸は5大会ぶり2回目の優勝。
その他の取り組み:時疾風●−○金峰山、朝紅龍●−○北勝富士、武将山〇−●玉鷲、明生〇−●湘南乃海、尊富士〇−●一山本、宝富士●−○千代翔馬、獅司〇−●翠富士、高安●−○阿武剋、錦富士〇−●狼雅、竜電〇−●遠藤、錦木〇−●佐田の海、御嶽海●−○翔猿、熱海富士●−○阿炎、宇良●−○若隆景、琴勝峰●−○王鵬、平戸海〇−●欧勝馬、豪ノ山●−○若元春、正代●−○美ノ海、大栄翔〇−●隆の勝。
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- 大相撲十一月場所
スピードスケートW杯。女子1000mで高木美帆が優勝。
全国各地の天気を伝えた。日本海側 雨・雪弱まる。
移住の話題を振り返りエンディング。