ドイツ・ベルリンで岸田文雄総理大臣とドイツ・ショルツ首相が首脳会談。ウクライナ侵攻を続けるロシアが中国、北朝鮮と関係を強めていることを踏まえ欧州大西洋とインド太平洋の安全保障は不可分との認識を共有。自衛隊とドイツ軍の間で食料、燃料などの相互提供を可能にするACSA(物品役務相互提供協定)が発効されたことを受け防衛協力を推進していくことで一致した。中国による経済的威圧も念頭に重要鉱物の供給網構築、半導体技術の開発生産など経済安全保障分野での新たな協議の枠組みを設置することで合意。岸田文雄総理大臣はNATOの首脳会議で訪問の米国とドイツでの一連の日程を終えきょう帰国の途に就く。
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