ロシアによるウクライナ侵攻が始まってから24日で3年となり長期化する中、ロシア軍が東部の占領地を拡大するなど攻勢を強めている。アメリカのトランプ大統領は戦闘終結を進める考えだが、ロシア寄りの発言を繰り返しゼレンスキー大統領を「選挙なき独裁者」と呼ぶなど批判している。ゼレンスキー大統領は「NATOに加盟できるなら辞任もできる」と述べた。また「トランプ大統領が求めている鉱物資源取引では、ウクライナの安全が担保されていない」として、現在の条件では契約に署名しない考えを示している。一方ウクライナ・キーウでは23日、ロシア軍の捕虜となった兵士の家族らが、“戦争が終わってほしい”という願いが込めた鐘を鳴らした。
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